「仕事は尽きない方がいい」
入社1年で掴んだ仕事観

工事ディレクター 栗田さん
<プロフィール>
2024年4月入社。専門学校在学時からのインターンを経て、ビルダリッジへ。
自身のプライドとも折り合いをつけて、先輩と同期の支えもあり、成長を実感できる入社1年目を終えた。


(聞き手:ビルダリッジ代表 越川町)
ーはい。じゃあくりちゃん、栗田ボーイ、行くぜ。体調が悪かったから(インタビュー撮影の)リベンジ。

すみません、遅くなりました。

ー髪の毛、決まってるじゃない。やっぱ(YouTubeで)世界デビューするから?(笑)

ちょっとそれを目指して(笑)

ーそんな栗田ボーイ、ちょうど1年だね。去年4月に入って今日ね、2025年の4月1日。
後輩も入ってきたけど、1年経ってどうでしたか。どんな印象?

まずは……楽しいですね。仕事について「知らないこと」しかないので。
毎日が学ぶことがいっぱい。学べること、探すものもいっぱいあるという中で、色々と挑戦しつつ探しつつで、わからないことを教えてもらいながらっていう状態で、毎日仕事ができてたので。
すごくいい環境で、楽しい。

ーあっという間だった?

めちゃめちゃ早いっす。

ーそうだよね。でもさ、なんか前半の方、うまくいかないことを「隠す」じゃないけど、そのストッパーが外れてからブレイクスルーしたような感じがあると思うんだけど、そこはどう?

そうですね、自分でもプライドは高めだなと思ってて。
ただ、それが邪魔してるのも、後々で体感というか、壁になってるっていうのはなんか感じていたというのはあって。
そこから周りの先輩方とかを頼るようになったというところから、動きやすくなったっていう事実もあって。
「その方がいいんだな」っていうことを、身に染みて体感をしたっていう感じです。

ー他の人を頼るってさ、自分ができてないってことでもあるからさ、恥ずかしかったり自分のプライド的には嫌なわけじゃん。それをどうやってクリアした?

もう振り切れるっていう感じですね。もう、振り切るしかない。
分からないことを分からないままにしておくのが、まず良くないっていうのが1つ。
あとは、考えても分からない(ことは仕方がない)っていうことが分かったんで。

ー引き出しに何も入ってないのに、開けても・・・

そうですね、開けても出てくるものじゃないんで。それは仕方がない。
そこで自分のプライドと戦っても何も生み出せないし、前に進めないなっていうのは感じたので。
そこは恥じらいとか、プライドっていうのは一旦もう捨てて、素直に行こうと切り替えました。

ー去年の春に入社した時に、栗田ボーイのそこを心配してたのね。
プライドが高くて、なんか上手に転べない、上手に失敗できないんじゃないかと。
それがね、くりちゃんのこう、成長の妨げになるんじゃないかな?と思ったけど、でもある時にいきなりね、それを手放せたから、あ、すごく心強くなったなって。
失敗がさ、自分の成長に繋がるからさ、絶対。
もうそれってプライドはいらないじゃん。高く持つ必要がなくて。
僕なんかも前職で「プライドは”高く”じゃなくて”強く”持ちなさい」なんて言われたけど、それを早く外せたのが良かったのかな、なんて思うかな。
もう1人さ、一緒に入ったメンバーがいて、同期の存在とか仲間の存在ってどんな感じ?

でかすぎますね。
正直、自分1人だったら、乗り越えられなかっただろうなっていうことも実際何回かあって。陰でそういう困ってる自分を見てくれていた人とか(のおかげで乗り越えられた)。

こもりん(同期)ね。
こもりんとか、あとは先輩、ゆうたさんばやしさんとかが、陰ながらじゃないですけど、見てくれていて「大丈夫か」っていう風に声をかけてくださったり。
やっぱりそういう風に見てくれてるんだなっていう心の支えもあるし、実際に知識がないところを補い合うことで次のステップに進める、ということをすごく感じたので、必要不可欠な存在だなと感じています。

ー運がよかったね、そういう人がいてね。
そんな中、1年経ってさ、学生時代の同期も(卒業後)1年それぞれ経つわけよ。
自分も1年経って、学生時代の友達も1年経って、話したりもするじゃん。
話してみて、他と比べて俺ってこうなんだなとか、うちって違うんだなって思うようなことはある?
もしくは友達を見てて「なんでこうなってんだろう」とか、なんでもいいんだけど。

ええと……それは、仕事の中で?

ー仕事でもいいよ。1年経った時にさ、違うわけじゃん、きっと。
栗田ボーイは楽しそうに話してくれるから、いい1年だったんだろうなと思うだけにね。
同期・同級生を見てみんな周りが楽しそうだったら、それはそれで別に全然オッケーだし。

実際に専門学校を出て、同じクラスの人とかでも、やっぱり(仕事を)辞めちゃう人もいますね。
あとは毎日辛い、と感じる中で仕事をしてるって話は、ちらほら聞くんですよ。
ただ、それはやりたいこと、環境っていう面も含めて自分に合ってないところというか、たぶんそこで「学び」が見出せてないのかな?とは感じたりしますね。
だから、自分はそういう点でいうと、やっぱり恵まれてて、環境も周りの方たちも含め、すごく良い環境、プラス自分のやりたいことっていう点で学びを見出せてるっていう。
このビルダリッジっていう会社、すごくいい場所に入社できたなと思います。

ー今「いい環境」って言葉を言ってくれたけど、いい環境って具体的に説明すると、どういうところが良さそう?

そうですね。それで言うと、まずは仕事が尽きない。
それはもう、何よりも幸せなことだなと思ってて。

ー大変じゃん、それって。終わらないじゃん。仕事があって、大変そうにも見えそうじゃん。

実際に大変ではあるんですけど、1人じゃないんで。
それを抱えてるのはチームでもあり、やっぱビルダリッジ全体で見た時も、みんな同じように辛い思いをしてるっていう中で「自分だけじゃないんだな」っていうのが、自分の中で頑張れる1つの理由ではありますし。
で、その辛かった時って過去にもありましたけど、それを乗り越えられた時に、ひと皮むけたなみたいな、ちょっと成長を感じられる。

ーズル剥け感。

そう、もうこのレベルまで行ったんだな、とは思う。
で、それが自分の中ではやりがいにも繋がってくるっていうところで、やっぱり「仕事は絶えない方がいい」ですね。
そこはやっぱり、仕事として良い環境ということだと思います。

ーじゃあ1つは「仕事が絶えない」。他は何かある?

あとは周り、チームの人柄ですかね。
結局さっきの話に戻りますけど、周りの人たち(専門学校時代の同級生)が離職してしまう理由としては、実際はその周りの人、例えば上司だったり、環境っていうのが要因として出てきてしまう。
どうしてもそこがちょっと……っていう話が多くて。

ーそういう話が聞こえてくる。

そうです。聞こえてくるので。
でも、そう考えて、うちの会社の社風ないしは自分の周りを見てみると、全くそれに思い当たる人もいなければ、環境も当てはまらないなと。働きやすい環境を作り出してるビルダリッジ独自の雰囲気があるなと感じます。
そこが、もう1つの働きやすいなと思う点です。

ー嫌なやつはいないよね。

いないですね。

ー割とそこは胸を張って……なんか俺が言うのも気持ち悪いけど、そこはどう?

(嫌な人が)全然いないですね。むしろ誰でも打ち解けられる、打ち明けられるというか。
なんかこう……この人とは打ち解けられない、みたいな人はいないですね。

ーどんな人がビルダリッジに向いてるな、こんな人に来てもらいたいなっていうイメージはある?
特に若い人をイメージした時に。

それはもうやっぱりオープン。
オープンな人とか、明るい人に来てほしいですね。
前向きな人とか、あんまりネガティブにならない人っていうのが、この会社に向いてるかなと思ってます。
実際自分もネガティブにならない、下を向かないようにしてるタイプの人なんで、そういう人たちだったら、楽しく前向きに仕事ができるかなって思います。

ー確かに、塞ぎ込んで不平不満、愚痴を言うみたいな文化はあんまりないもんね。

そうですね。

ーそこは、楽しくできる素養の人が(良い)。ポジティブな人。

そうです。断然ポジティブで、オープンに行ける人の方が、この会社にはすごく向いてるかなと思います。

ーちなみに、1つ質問を戻ると、入った時のギャップみたいなものはあった?
栗田ボーイはインターンとかバイトとかをしに来てたから、そんなにギャップは少ないのかもしれないけど。
入社してからのギャップは?

僕も知識がほとんどない状態で入社してるっていうのもあったんですけど、インターンの時は表面的な仕事。現場にも実際に立ち会ったりしてはいたんですけど、表面的な部分しか見えてなかったというのはあったので。
実際に入社してから、徐々に現場を持つようになりました、と。で、じゃあ仕事としてできることもするべきことも見えてくるとなった時に「結構な量がある……」みたいな。
その仕事量で、びっくりしたっていうのはありましたね。

ーたしかに、インターンの子にじゃあどこまで任せるかっていうと、正直やっぱ任せられないからね。

そうですね。入社してからこんなに実はあったんだとか、こんなに見る場所があったんだとか、そういう発見もありつつ。そこのギャップが1番大きかったです。

ーなるほど。それってさっきの「仕事が尽きない方がいい」っていう話と近いのかもしれないし、栗田ボーイの成長意欲みたいなところとも近いのかな、と。
そんな栗田ボーイは、これからどうしていきたいですか?
自分の1年後、2年後、3年後。

まずは今の自分の”目標”じゃないですけど「素直に忠実に」というか、自分とも周りとも向き合って、仕事と向き合って、みたいな。
素直にいこうっていうのは、第1目標として変わらず。

ーすごいね。プライド高かったのに「素直に」とか言えちゃう。

(笑)そこは頑張ろうと思います。
「素直にいこう」っていう点を、まずは1番頑張ろうかなと。
あとは、仕事していく中で、色々と知識とか経験が積めると思うんですよね。
その中で徐々にマンネリ化じゃないですけど、慣れてしまうことはあると思うんですよ。
ただ、その中でも学ぼうとする意欲というか、そこから新しいものを見つけようとする志というか、そういうものは捨ててはいけないかなと思ってて。
で、今年から新しく後輩も入ってきてっていう(状態でもあるし)。

ーまさに今日ね。

そうですね、今日入ってきて。
で、自分がまた教える立場に徐々になりつつある中で、自分も学びつつ、誰かにそれをフィードバック、教えるっていう。そこをうまくやっていけたらなと。
自分の成長も止まらないようにしながら、あとは下に入ってくる子たちも同じぐらい成長できるようにしていけたらな……と思います。

ー頼もしい。今後、ビルダリッジをどうしていきたい?ビルダリッジっていう会社、コミュニティを。

今のこのはつらつとした感じっていうのはキープして、このままずっと右肩上がりで行けるように、会社に貢献したいなと思います。
会社が楽しく仕事を続けられる環境であるべきだなと思うので、そこを一員として支えられるというか、力になれることがあればと思っています。

ーそういう意味でいうと、みんなが笑ってるってのは大事なのかもしれないね。
僕も経営者としては、笑ってるのが仕事だな、なんて最近は思うから。
その笑っている、良い環境を作るために今後も力を貸してもらいたいし。
1年経ってまた2年目、3年目の時にこうやってインタビューできるのを楽しみにしてるので。
また次回もお話聞かせてね。

ありがとうございます。

ーありがとう。じゃあね。