経営者の方が、
上司という関係ではなく
「コミュニティの仲間」という表現を
当初からしていたんです。

現場監督:伊藤さん
<プロフィール>
昭和36年、57歳(2018年現在)。ビルダリッジの現場監督の中では最年長。
以前は三鷹市の施工会社で注文住宅を手掛けていたが、社長が病気で亡くなったことがきっかけで会社を離れることに。
転職活動をしていた時にビルダリッジに出会い、就職を決めた。
━まず自己紹介と、ビルダリッジに来る前にどんなお仕事をしていたのかについて教えてもらえますか。
 
伊藤と申します。昭和36年3月生まれ、57歳です。
今まで一番長く勤めたのは三鷹の会社で、外張り断熱の高気密高断熱の注文住宅をやっていました。
当時の社長がかなりこだわっていて、柱も国産のヒノキ、フローリングも木材で、建具や家具も自分の工場で作っていました。塗装も現場で行い、壁も漆喰や珪藻土など、そういう注文住宅を手掛けていました。
 
━こだわりの注文住宅だったんですね。
 
ただ、残念ながら社長が癌で亡くなってしまい、会社がなくなって解雇になりました。
その後、やりたかった木造をできるところを色々と探し、建売の住宅とアパートをやる会社でお世話になることに。
その会社の社長が息子さんに代を継がせるということで、1年くらい仕込んだつもりなのですが……見込みがないので会社を辞めてきました(苦笑)。それで転職活動をして、ビルダリッジに採用された次第です。
 
━ビルダリッジ以外にも、どんな会社を受けましたか?ビルダリッジの決め手は?
 
本心では、一番最初にやっていた注文住宅をやりたい。でも、今の時代そういうことをやっているところは、ほぼ皆無。残念なんですけど。
でも木造が好きなので、それに携わりたいなと思いました。今まで培ってきたものを発揮したい気持ちは常にありますが、注文住宅でなければいけないというこだわりを、ずっと持っているつもりもないです。
大事なのはお客様や設計者の要求に応えられる施工ができること。
これが現場監督として一番大事なことなので、それができればいいと思いました。
 
━そういう視点で会社選びを行ってきたのですね。最終的にビルダリッジを選んだ一番大きな決め手はなんですか?
 
いちばん最初に工事部長の石井さんと面接し、石井さんのために会社を設立した経営者の方の話にはびっくりしました。その後、二人の共同代表と話しました。
経営者の方が持つ経営理念に共感し、気持ち良く働きたいのはどこに行っても同じだと思うのですが、ビルダリッジの経営陣は若いのに普通の会社の経営者が考えていることだけでなく、社員のこと、家族のこと、将来の日本のことを考えていました。
素敵な思想をお持ちの方々だと思い、面接を受けたその日のうちに、この会社に入ります!と決めました。
 
━短い面接時間の中で決められたとのことですが、面接でいちばん印象に残った話はありますか?
 
入って4ヶ月ちょっと経ちましたが、経営者の方が、上司という関係ではなく「コミュニティの仲間」という表現を当初からしていたんです。
仲間のため、みんなのためによりよい経営を将来に向けてやっていきたいと仰っていて、いろいろお話しがあったのですが、人間的なところに共感しました。
 
━ビルダリッジは大きな会社でなければ、知名度も高くありません。入社にあたり不安はありませんでしたか?
 
僕は新卒で一部上場企業に入った経験もありますし、仕事を変えて小さい会社に入ったこともあります。
大きい会社、小さい会社と働く中で、会社の規模の大小は全然関係ないと思いました。
時代の好不況があって、銀行や大手企業が潰れたりもします。
大事なのは経営者がどこを向いて誰のために経営をするのか。
ビルダリッジの経営者は若いけど経営力があると感じました。初日で心に沁みたものがありましたから。
 
━伊藤さんは現場監督の中で最年長だと思いますが、長いキャリアやこれまでの人生を振り返っても、大きな不安はなかったということですね。もし伊藤さんの友達にビルダリッジのことを紹介するとしたら、どんなふうに話しますか?特徴を教えてください。
  
草創期の会社なので、色んなことを自分たちで1から作ってまとめたり、仲間たちと一緒に進めていかなくてはいけない大変さと面白さがありますね。
良い意味で勢いがあって、やる気というか楽しみが感じられるのが良いところだと思います。
 
━事前に聞いたお話しによると、「仲間意識」というキーワードもあったと思いますが、そのあたりはどうですか?
 
同じ会社の同僚という感覚ではなく、仲間としてお互いのことを支えていくことができます。お互いに切磋琢磨し、向上できる環境にある会社ではないかと思います。
短い間ですが、何年も一緒に勤めている感覚で働いています。
 
━あとは、同じフロアに色々な人がいるのが面白いと仰っていましたよね。
 
会社の同じフロアに、オーナーさんや設計者の方、経営陣も、管理会社の方もいらっしゃる。
色んな立場の方が同じフロアの中で仕事をしている。とても面白いです。
今、広いところに会社が移転しようと準備をしていますが、そうなるとオーナーさんや設計の方と一緒のフロアで常に仕事ができます。現場にとっても良い環境です。
どういうものを作りたいかはメールや図面では分からないので、直接話して質問ができるのは滅多にない環境です。よりよいものが作れると思います。
 
━少し補足させてもらうと、うちの場合は誰を施主にするか、施主になった人を信頼できるか、友達になれるかで選んでいます。施主すら採用の手伝いや一緒に働いてもらっているので、少し変わった会社なのかもしれませんね。
伊藤さんはビルダリッジに来られて4ヶ月とのことですが、驚いたことはありますか?
 
それもやはり、色んな方が一堂に会して仕事をしていることですね。
あとは、普通の会社ではタイムカードがありますが、任された仕事をこなしていれば、比較的自由に行動できるので、ありがたいです。
 
━今後、どんな人にビルダリッジに参画してほしいですか?
 
僕は57歳で年寄りなので、できれば20〜30代の若い方に来てほしいです(笑)。
草創期ですが、みんながこれから作っていき、後世に繋げられる技術や考え方を伝えられる方に来てほしいな。
 
━草創期ゆえに至らないところや改善点もあると思いますが、伊藤さんからはどう見えますか?
 
今は良いところ・悪いところではなく、目標に向かい一致団結して、どんどん前に進むのが一番大事だと思います。
どんどん前に行って、いろいろ考えたり悩んだり、楽しんだり……それで2、3年やっていく過程で、後ろを向いた時に「それは問題点だ」と考えればいいのでは。今はとにかく前を向き、みんなでやっていく時だと思います。
 
━走りながらトライしていく……とはいえ船は沈まないようにみんなで作っていく感じですかね。最後に、将来仲間になってほしい人に向けて、メッセージを一言お願いします。
 
現場監督としてやられている方は、色んな技術、そしてプライドやポリシーを大切にしていると思います。
みんなが持っているものは少しずつ違うと思うので、ぜひここにいる仲間と一緒に分かち合って向上しましょう。
作るものにも心をこめてやっていくような方に、ぜひ来ていただきたいです。
 
━ありがとうございました。