―じゃあ、康成よろしくお願いします。
よろしくお願いします!
―まずは自己紹介してください。
ミヤモト コウセイです。専門学校から建築をやりたいと思っていて、デザインとか格好いいものが好きで、そういったものに対する感度が高いです。
洋服も好きで、自分でデザインした洋服も作ってます。
―そんな康成が、2020年の5月にウチに来てくれて、卒業したのは2019年3月だよね?その間、あえて就職活動をしなかった理由やビルダリッジを選んだ理由など聞かせてもらえる?
専門学校を卒業した時に、みんなと同じ設計事務所や施工管理会社へ就職をする道も考えて、ボクは設計事務所に面接に行ったんですけど風通しが良い会社って求人に書いてあるのに、面接に行って挨拶したら誰もこっちを見てくれずスルーされて……
「いやいや、風通し!(笑)」って思いました。
それに設計は大学卒、大学院卒じゃないと希望通りの仕事が出来ない風潮もあったので、それなら1年資格取るために勉強しよう!って思ったんですよね。
―二級建築士を目指してたもんね?
それで、まずは就職浪人をして、資格の勉強しながら彼女のヒモにもなる、と(笑)
そんなことまで言っちゃうんですか!?(笑)
―フラットなインタビューだからね(笑)
資格の勉強をしながら建築の求人は見続けていて。ある日エーワーカーで宇宙人の写真が目に入ったんです。
普通は建物とか、働いている人の写真だったりするのに。
―目を引くためにウチの写真が宇宙人だったことあったね。
「そのままでいいの?」っていうテロップと宇宙人の写真を見て、「よくない!」って思って求人をクリックしました(笑)
読み進めてみると、他の企業とは違って質問とかも多い文章で、読んでてワクワクしてましたね。
そのあと企業HPも見て、社員インタビューや座談会の動画を見ると、実際にフラットな会社なんだなって言うのが分かって。
「ここの仲間だったら入りたい!」と思って、ものは試しに応募しました。
―その時は資格の勉強もあったから、肩慣らし程度のつもりだったんだよね?
はい(笑)でも面接に行ったら、下の階からゲラゲラ笑い声が絶えなくて、そんなに面白いの?って(笑)
―まあ実際大した話はしてないんだけどね(笑)
それ、今なら分かります(笑)
面接でも、自己啓発の「嫌われる勇気」って本を勧められて……それもすごく面白かったんですよね。
―何かを考えるきっかけになればと思って、たまに面接で本渡すんだよね。
結局、面接を受けてもどんな会社かは分からなかったんですけど、町さんが
「試しにウチ来て働いてみる?」って聞いてくれたので「行きます!」って即答して決めました。
―いくら求人情報にフラットです、風通しがいいですって書かれていても、実際に働いてみないと分からないからね。入って8カ月になるけど、どんなところで自分の成長を感じる?
めちゃめちゃ成長は感じますね!初めての就職ってこともあるけど……
知識とか技術はこれからどんどん伸びていくもので、8カ月じゃ足りないし、自慢できるような成長はないかもしれないです。
でも人間的に、覚えたい!って思うような考え方を沢山教えてもらって。
―振る舞いとか、考え方とか、向き合い方とか?
そうです。最初の面接のときも、ちょっと斜に構えた態度で臨んでて……
20歳そこそこのちっぽけなプライド、今考えるとホントにくだらないって思っちゃいますね。
―今なら、当時はそのプライドで自分を守ってたってことが分かる?
分かりますね。当時はそのプライドは自分にとって重要だと思ってました(笑)
―当時の康成にとってはそれが防御服だもんね。あっという間に、康成はその防御服を脱げた印象があるんだけど、自分ではどう?脱いだうえで見えた景色はどうだった?
コミュニティとか人によって色々考え方があって、ボクはその中でいいなと思うものを吸収できてるなって思います。
―康成は吸収力が高いよね。いいなと思ったものはすぐやってみる、真似してみる姿勢がいいよね。
学校の勉強でパクる、カンニングはアウトだけど、ビジネスでは良いと思ったものを真似するのはアリだからね。
そういうのを、康成は効率よくスッとやれてるイメージがあるよ。
ありがとうございます(照)
―そんな康成から見て、ビルダリッジはどんなコミュニティだと思う?
入社して2か月位で先輩の現場に補助という形で入って……最初は大変だったんですけど、
現場に行って職人さん達と話して、先輩にもフォローしてもらって、なんとかやってました。
で、現場から事務所に帰ってくると、家に帰ってきた感覚でした。
―それクニも同じようなこと言ってたんだよね。ホーム感が強いというか。
そうですね。家から事務所に行くときは、家から家。みたいな(笑)
現場に行くと、働いてる!って気持ちになるんですけど、事務所はゆったり、ホッとしますね。
―フィジーとの現場の時、寝坊がよくあったけど怒られなかったって聞いたよ。最近寝坊は減ってきた?
寝坊はめちゃめちゃ減りましたね!
怒ることに関しては、寝坊したことをただ責める意味で怒る、のではなくて今後の自分のために、過去の経験を踏まえてアドバイスしてくれるって感じでした。
あとはカウンセリングの松野先生との話の中で、自分の引き出しにはない寝坊の対処法を一緒に考えてくれたりして、そういう経験を経て、大分寝坊は減りました。
―出来るだけ罰コントロールをしないようにしながら、最近寝坊が減ってきたのを見て、頼もしいなと思うようになったよ。ビルダリッジで働くことで得られるメリット、身につくものって何だと思う?
向上心があがっていく、と思います。
仕事だけじゃなくて、「人としてこうありたい」って目標がどんどん更新されていっています。
小さなものからでいいから目標は明確にして、最終的にこうなりたいっていう姿が見えてきました。
―ウチは、どうなりたいの?って月1回の1on1でよく聞くもんね。
1か月に1回考えるってすごいことだと思っています。
自分と向き合うことで、認めたくない自分の弱点を見ると苦しいけど、
仲間の皆が一緒に頑張ろう!って言ってくれてる気がするから、頑張れるんですよね。
―文字にすると3文字で軽いけど、ウチは確かに仲間って意識が強いよね。
康成が思う、ビルダリッジに向いてる人、向いてない人ってどんな感じだと思う?
自分が考え出したアイデアが採用される会社だからこそ、マニュアルに沿ってコツコツやるだけの仕事が好きな人は向いてないと思いますね。
これやりたい、あれやりたい!って自分の意見を発信できて、同時に他の人の良い点を受け入れられる人が
向いている気がします。
あとは面白い人ですね(笑)
―たしかに、ゲラゲラ笑うにはね(笑)やなと康成はムードメーカーだなっていつも思うよ。
最後に見ている人、特に20代で仕事を変えたいとか悩んでいる人に対して、何かメッセージがあれば。
仕事に打ち込むのも大事だけど、人間として成長したいならオススメの会社です。
―なんでオススメ?(笑)
ボクは成長したいと思ってて、周りのみんなも成長したいと思ってる場だから、ですね。
足を引っ張ったり、裏で陰口を言ったりする人はいないし。
やっぱり働く上で人ってすごく重要じゃないですか。
面接行った設計事務所の時みたいに、一緒に働く人が嫌な人だったらどうしようって不安はありましたし。
―じゃあ、この動画を見て面接に来てくれる人がいたら、大きな声で挨拶しよう!
みんなで大声で挨拶して、ビクっ!てさせましょう(笑)
―うちは静かにしようとしてもきっと無理だからね(笑)
じゃあ、終わり方がきれいじゃないけど……今日はどうもありがとうございました!